不穏なタイトルで恐縮です。
初のプロジェクトの達成に手ごたえを感じ、タスクも好調。ランサーとして初月の利益は5,000円を超えることができました。世の中こんなにも簡単にお金を稼ぐことができるのかと調子に乗っていました。
しかし。
こんな好調がいつまでも続くわけがありませんでした。皆様の期待通り私は大失敗することになります。
私が体験したLancersの光と闇。時系列でまとめてみましたので、新米ランサーの方にはぜひ見てもらいたいです。
Lancersの光と闇
プロジェクト案件との出会い
時をさかのぼること数か月前。
Lancersに登録して以来コツコツコツコツタスクをこなす日々に慣れてきたころ、目に入ってくるようになってきたのがプロジェクトの案件です。
プロジェクトはタスクのようなアンケートとは違い、クライアントの要望をヒアリングしそれを叶えるというしっかりとした仕事です。
趣味のポイ活あがりのタスク選任ランサーの私が受けられるものなんて何もないだろうとスルーしていたわけですが、プロジェクト案件の報酬金額は数千円だったり数万円だったり数十万円!だったりするわけで、タスクでコツコツ貯めた金額を一瞬で吹き飛ばすだけの金額に少しづつ魅了されていきました。
そんなある日、見つけてしまったのが商品モニターというプロジェクト案件です。あまり詳しくは書けませんが、「自社商品を発送するのでその感想を教えて下さい」というものです。
報酬こそ少ないものの、商品はそのまま貰えのであれば、商品の価値や報酬額を考えたら数千円の利益を得たことになるのではないか。
それにプロジェクトを達成したという実績も稼ぐことができます。
まさに最高な案件だと思いました。タスクだけじゃない、ランサーズにはこんな夢のような仕事があるんだ!
初めてのモニター案件 初めての報酬
意を決して提案文を作成し、プロジェクトに応募しました。
これが運よく採用され初めてのプロジェクト参加となりました。
無事商品が届き、クライアント様と何度かメッセージのやり取りをしてレビューをお伝えし、プロジェクトが完了、約3,000円の報酬が入金されました。
なんと簡単なことか!
こんな内容であれば小学生だって出来るでしょう。
お金を稼ぐのに特別なスキルは不要、敢えて言うなら行動力。いろんな偉い人や本で言われていることをまさに実体験できました。
小難しい知識は要らない、手を挙げさえすれば利益を生み出せる。この経験からそういうマインドを得ることができました。
二度目のモニター案件 想定外のトラブル
初プロジェクトを無事に終え調子に乗っていた私は、簡単な商品モニターのプロジェクト案件を毎日のようにチェックしていました。
そして見つけたのが以下のような案件。
「ECサイトで商品を購入してレビューを書いてください。商品購入費と謝礼をお支払いします」
ECサイト。依頼文に書いてはありませんでしたがぶっちゃけて言えばAmazonです。そして先にお伝えしますが、この手の仕事依頼はLancersの利用規約でもAmazonの利用規約でもしっかりと禁止されています。
しかし私はそのことに全くもって気付いていませんでした。
自分のお金で商品を購入しレビューを書くだけ。特に満点評価を入れろという指示も入っていませんしいわゆるサクラではない。何も問題があるわけがない。それに何か問題があるなら事務局が掲載許可を出すわけがないだろう。
そう確信し、というか疑うことすらなくこのプロジェクトに応募しました。
この浅はかな決めつけが失敗の始まりでした・・・。
そのプロジェクトはAmazonで商品を購入し、商品を受け取ったらAmazonにレビューを記載するという仕事の内容です。
報酬は商品と商品の購入費+報酬金です。1,000円程度の黒字ですし、商品自体も手元に残る。1件目の仕事と似ているし良い案件だと判断してしまいました。
そして不幸にもプロジェクトに当選してしまった私は早速Amazonで指定された商品を検索し購入。
商品は2日ほどで届いたので直ぐにレビューをAmazonに記載し、その旨をクライアントに伝えました。
レビューはすぐには反映されませんでしたが、直に掲載されるだろうと思い安心しきっていました。しかしここで異変が発生。
いつまで経っても私のレビューが掲載されず、不思議に思いメールをチェックするとAmazonから思いがけないメールを受け取っていたことに気づいたのです。
要約すると、「お客様のレビューに不正がありましたので投稿したレビューは掲載しません。この決定は覆りませんし質問も受け付けません。」そんな内容でした。
馬鹿な。と思いました。自分のお金で買った商品で、何も不正はしていません。アカウントは10年以上使い続けている私本人のアカウントです。
レビューだって正直な感想を書いただけで、むしろ親切に写真まで掲載してメリットデメリットまで正直に記載しました。
何が不正なのか・・・。まったく理解できませんでした。
しかし現実は非情です。Amazonに問い合わせてもお答えできないとの回答に終始し事態は好転しません。それどころか、3年前に購入した商品のレビューを試しに書いてみたら即ブロックされ、他の購入品にはレビューを書くボタンすら表示されなくなりました。
明らかにAmazon側にブロックされてしまっています。
分からない、どうしてなのか。しかし分かっていることが一つだけあります。それはクライアント様にご迷惑をおかけする事になるということです。
レビューが掲載されるのを期待しているクライアント様に、Amazonにブロックされてしまったという事実をお伝えしなければなりません。
それはプロジェクトの失敗を意味します。当然報酬も商品の購入費も受け取るわけにもいきません。
私は誠心誠意、事情を説明しクライアント様に謝罪しました。すると意外なことにクライアント様は「あ、そうですか分かりました。」とすんなり受け入れて下さり、私はクライアント様に感謝と恐縮の意で胸がいっぱいになり、プロジェクトは私の都合でキャンセルとなり、報酬も貰うことなく終わりました。
これが私がプロジェクト達成率100%ではない理由です。
いったい何が悪かったのか。これが分からない・・・。しかしやはりと言いますかレビューサクラを疑われたということなのだと思います。結果的に見れば別に欲しくもない商品を購入しレビューしたわけですから、確かにサクラになるのでしょう。
ルールは絶対に守ること。規約はしっかり読むべし。
今回の体験は単にプロジェクトに失敗してしまったという話で終わるわけではありません。
後で調べてようやく理解したのですが、今回のプロジェクトはLancersで禁止されている事項だらけでした。
これらすべての項目に対し、Lancersでは禁止事項として記載されていました。
つまり、ハナからLancersの規約を全然守る気がないプロジェクトだったということです。
結局このプロジェクトはキャンセルされたからなのか、Lancers事務局からはおとがめがありませんでしたが、もしあのままプロジェクトが成功し報酬を得ていたら私は不正行為でBANされていたかもしれません。
今となってはこんなプロジェクトを作成したクライアント様にもそれを見過ごす運営にも若干の苛立ちを覚えてしまいますが、ルールや規約をよく読んでいれば防ぐことができた事案でした。
そう悪いのはうかつだった私です(反省しています)
結局この一件で得たモノは「ステマに係りそうなレビュー案件には絶対に手を出さない」という教訓と
Amazonで購入した使い道のない商品、そしてLancersにおけるプロジェクト途中キャンセルという烙印だけです。(それと、このブログのネタ)
逆に失ったものはAmazonからの信頼と商品の購入代金です。本当にもうさんざんな案件でした。
皆様もレビュー案件には十分注意してください。不正な依頼は思った以上に溢れかえっていますので。
今回はとても高い勉強代となってしまいました。
※レビュー案件すべてが悪いわけではありません。内容を精査し規約に抵触しないことを慎重に確認すれば問題ないでしょう。
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