こんにちわ。あろえです。最近最強というフレーズがお気に入りです。
さて本日は最強の節税術であるサラリーマンと個人事業主の二刀流についてまとめたいと思います。私自身がサラリーマンと個人事業主の二刀流をやっていますので、個人的なメモみたいなモノなのですが、調査して思った以上にお得だと感じたことや、調べないと気付かないことなどあったので、まだ刀を一振りしか持っていないどなたかの参考になればいいかなと思い記事にしてみました。
そもそも二刀流になろうとしたきっかけ
私の場合、きっかけは副業で始めたLancersでした。
大変うれしいことにLancersで多くのお仕事をお任せいただけるようになり、報酬額が当初の想定以上に伸びてきました。一方で考えなければならないことがあります。そう、税金です。
私は税金に関してはあまり詳しくはなかったのですが、いろんなサイトや書籍で情報を漁ったところ、どうやら副業による所得が発生した時点で、確定申告をして税金を支払う義務が発生していたようです。
収入があればその分税金を支払う。決められたルールではあるのですが、普通に考えれば嫌ですよね笑
たくさんお金を稼ぎたい!でも税金はあまり払いたくない・・・。
必死に副業をして収入を増やしたいという気持ちが強いからこそ、税金は嫌だと考えるのは当然のことだと思いますし、そのマインド自体はとても大事だと思います。
私だって税金を払わないで済むなら払いたくないです。だから、何かいい方法がないかと調べてみました。するとですね。あったんです。とんでもない方法が。
そう、それこそがサラリーマンをしながらの個人事業開業、つまり二刀流だったのです。
サラリーマン + 個人事業主 = 税金が少なくなる!?
サラリーマンをしながら個人事業主となり副業を行うと何がすごいのか。
それはもうズバリ言ってしまいますが、節税です。
「なんだ節税か。けち臭い話だな。」
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんね。ではこう表現を変えてみると如何でしょうか。
「あの人はサラリーマンをしながら副業で収入をガンガン増やしている、にも関わらず増えた分の税金はほとんど納めていない。むしろ過去に払った住民税とか所得税の一部を取り返して臨時収入が入ったって喜んでいるらしい・・・」
どうですか。とんでもなくないですか?少なくとも私はこの事実を知った時とても驚くと同時にワクワクしてしまいました。
何もしなければ税金の支払いからは逃げられませんが、節税することで「支払い金 0円」だったらめちゃめちゃ嬉しいです。過去に支払った税金から還付金を得られるなんてことになったらもう小躍りしてしまいそうです。
そんなことができるなら私もやりたい!
なんなら私も還付金が欲しい!
これが私が二刀流になった理由です。
二刀流はお金を守る最強の節税術が使える
どうすれば「副業による税金を納めずにむしろ還付金をもらって喜んでいるあの人」の様になれるのでしょうか。
それではもっと具体的な話に入りましょう。
まずは少しだけ所得と税金の関係からお話させてください。
【超簡単に解説】所得と税金の関係
普段サラリーマンをやっている人は、税金の計算は会社がやってくれて給与から勝手に天引きされますので、税金の仕組みを知る機会ってなかなかないですよね。
まずは簡単に税金の仕組みを解説しましょう。
サラリーマンは給与所得から税金を計算し、個人事業主は事業で得た所得から税金を計算します。両方をやる二刀流の人は給与と事業、両方の所得から税金を計算します。
つまり、お金を稼げば稼ぐほど税金は上がってしまうわけですね。
そんなの社会人なら常識ですよね。
でも、これ、実は個人事業主に関してはそうとも限らないんです。
サラリーマント×個人事業主にだけ認められている夢のような3つの節税術
実は、先ほどから所得という言葉を使っています。この所得という考え方がとても大事なのです。
所得とは収入から必要経費を差し引いたもののことです。
サラリーマンが得る所得は給与所得でした。給与所得は給料から給与所得控除を差し引くと計算できるわけですが、給与所得控除は給料の額によって金額が決まっています。
結局のところ、サラリーマンの給与が増えれば給与所得が高くなる=税金が高くなる
これは紛れもない事実で変えようがありません。
これに対し、個人事業主の事業所得は少し様子が違います。
収入が上がれば所得も上がるのは同じですが、事業所得を下げ結果的に税金を減らすための経費計上や特別控除が使えたり、さらには給与所得をも下げることができる損益通算という夢のような節約術の適用が認められているのです。
詳しく見ていきましょう!
1. 経費計上による利益の相殺
個人事業主は事業に必要な経費を事業収入から差し引くことで事業所得を減らすことができます。これにより経費が収入を上回ると事業所得は赤字になります。赤字になれば事業所得分の税金は0になります。
2. 青色申告による特別控除
経費を引いても事業所得が黒字の場合:
青色申告という特別な確定申告の方法をすることで、経費を引いた後の事業所得を特別控除によってさらに減らすことができます。(最大65万円分)これによって事業所得が0円になれば事業所得分の税金はもちろん0円になります。
※ただし控除によって赤字にすることはできません。
3. 給与所得と事業所得の損益通算
経費を引いて事業所得が赤字になった場合:
この場合は損益通算という必殺技が使えます。なんと事業所得の赤字分だけ、サラリーマンで得た給与所得を減らすことができるのです。そうなった場合は皆さんお待ちかねの還付金を受け取ることができます。サラリーマンなら毎月給与から天引きされている住民税・所得税の一部が還付金という形で帰ってくるのです。
もう一度言います。サラリーマンと個人事業主の二刀流が最強です。
個人事業主になって副業にかかった経費をガンガン計上し青色申告特別控除を受けることで事業所得を減らすことができます。結果、副業の収入にかかる税金を大幅に減らすことが可能です。
さらに、経費の計上によって事業所得が赤字になった場合は損益通算によって給与所得を下げることができ、既に支払った所得税と住民税の還付金を受けることができます。これはサラリーマンによる給与所得があるからこそ受けられる恩恵ですね。
このヤバさが伝わりますでしょうか。
副業で稼いだらその分税金を払わなければいけないという状況だったはずが、税金を払うどころか何故か還付金がもらえるかもしれないという状況に変わっているのです。
つまり副業をやってもリスクがほとんどないんですよね。
如何でしょうか。これがサラリーマンと個人事業主の二刀流が最強と言われる理由です。
もちろん手間もあります。開業届けと青色申告をするための申請書の提出、複式簿記による帳簿付け、年度末の確定申告の書類作成です。ですがやってみたら大したことありません。
今や優秀なアプリがたくさん出回っていて帳票づくりはほぼ自動でやってくれます。それよりも得られるメリットの方が大きすぎますね。
副業を始めたばかりのサラリーマンの方に参考にしていただければ幸いです。
おまけ
とんでもなくどうでもいい話を最後にw
皆さんは「俺たち金持ちYoutuber」というmusic videoをご覧になられたことがありますでしょうか。
まさに金持ちYoutuberが大金をばらまいて成金具合をアピールするという性悪なPVです。
私はこのPVが大好きなのですが笑 このPVのサビはこうあります。
ベンツ!ベンツ!ベンツ!Get You! ベンツ!ベンツ!ベンツ!Want You!
ベンベベンツ!ベンベベンツ!ベンベンベンベンベンツ!
なにを買っても経費になるのさ そうさ俺たち金持ちYoutuber!
引用:俺たち金持ちYoutuber
さすが金持ちYoutuber!どんなものを買っても経費にできるそうです笑
これに関しては突っ込みどころ満載ではあるのですが、Youtubeやブログを事業として行う場合かなりの広い範囲で経費計上しやすいというのは確かにその通りです。これらを副業として挑戦してみるのはありだと思いますね。経費計上=節税なので、それこそベンツを経費にできたらすごい節税効果ですよ。(さすがに「何を買っても」、は言い過ぎですけれどね笑)
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